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2025-07-22 14:42:00

石屋が作ったお墓のはなし

実は昨年父が亡くなり、お墓を作るこちになりました。
父は瀬戸内海の高島という島の生まれで、こちらに居を構えてからお墓を移設して供養塔も建てましたが、自分のお墓は建てていませんでした。
仲が良い夫婦で「先祖墓にみんなで入るより夫婦墓でふたりだけでお墓に入りたい」と常々言っておりましたので、島から移設した祖父母の夫婦墓と同じ型、同じ寸法で、父が切り出していた連島石(連島さくら御影と呼んでいて、この辺りではたくさんお墓にしていただきました)で夫婦墓を作りました。
いいお墓ができたと喜んでくれているかな~、元気なうちに見せてあげられたら良かったな、とちょっとだけ後悔しています。
母はお墓の完成を見てから逝きましたので、父に報告してくれているかな・・・同じ作るなら元気なうちにお墓を準備するのが私たちのおすすめです!

(ニュースレター「なごみ庵109号」より)

 

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